兄にまずは一歩近づきたい。GIを6勝したイクイノックスの半妹となるガルサブランカ(牝3、美浦・木村哲也厩舎)が、チューリップ賞(3歳牝・GII・芝1600m)で重賞初制覇を狙う。

 ガルサブランカは父キズナ、母シャトーブランシュ、母の父キングヘイローの血統。半兄のイクイノックスは説明不要の歴史的名馬。一昨年の天皇賞(秋)から昨年の有馬記念までGIを6連勝。昨年は「ロンジンワールドベストレースホースランキング」で年間世界1位にも輝いた。同じくヴァイスメテオールは21年のラジオNIKKEI賞の覇者。また、祖母の半兄のブランディスは04年の中山大障害と中山GJを制した名ジャンパーだ。

 ここまで2戦1勝。昨年8月の新馬(新潟芝1600m)は好位から楽々と抜け出し、さすが超良血と思わせる勝ちっぷりだった。続く前走のベゴニア賞は超スローペースの分、逃げたオーサムストロークに届かなかったが、上がり3Fは33秒2をマーク。負けて強しを印象付けた。

 今回は3カ月ぶりの実戦となるが、2週前には栗東に移動して調整を進めており、仕上げに抜かりはない。現時点での収得賞金は400万円なので、桜花賞出走には3着以内が必須。オークスまで見据えると、勝って賞金を加算したい一戦となる。鞍上は引き続きC.ルメール騎手。兄が果たせなかったクラシック制覇へ、期待が膨らむ走りを見せてほしい。