スプリンターズS覇者ピクシーナイトの半弟となるジュンヴァンケット(牡3、栗東・友道康夫厩舎)が、日曜阪神4Rの3歳未勝利(芝1600m)でデビューする。

 ジュンヴァンケットは父キズナ、母ピクシーホロウ、母の父キングヘイローの血統。半兄のピクシーナイトは21年のスプリンターズS、シンザン記念の覇者。同年の香港スプリントでは競走中止した他馬に巻き込まれる形で転倒して骨折。その後は全盛期の走りを取り戻せなかったが、無事ならスプリント路線で一時代を築いたであろう逸材だった。そして同じく半兄のフェーングロッテンは22年のラジオNIKKEI賞を制している。

 ジュンヴァンケットは、21年のセレクトセール当歳で1億円(税抜)の高値で取引。ここまでデビューは遅れたが、友道厩舎らしく入念に乗り込まれてきた。最終追いは芝コースで6F82秒1、1F11秒1と上々の時計をマーク。古馬2勝クラスのリアドを追いかけて先着と、水準以上の能力を示している。

 ここは前走2着の実力馬が3頭もエントリー。そうでなくても経験馬相手のデビューは楽ではないが、兄に匹敵する器なら…。その走りに要注目だ。