【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】

◆知っておきたい! 血統表でよく見る名馬

【ブラッシンググルーム】

 2歳時にフランスで4つのG1を制覇し、3歳時には仏2000ギニーを勝ちました。自身はマイラーでしたが、種牡馬としては多彩な産駒を出し、アラジ、ナシュワン、レインボークエスト、スカイビューティなど、芝・ダートを問わず幅広い距離で大物を出しました。1989年には英愛チャンピオンサイアーとなっています。

 母の父としても素晴らしく、日本ではテイエムオペラオー、マヤノトップガン、ヤマニンゼファーといった大物が出現しました。

 フランケル、ジャイアンツコーズウェイ、キャンディライド、ダンシリといった名種牡馬は、自身の血統にブラッシンググルームを抱えています。ブラッシンググルームとニジンスキーの組み合わせは有名なニックスで、日本でも海外でも多数の名馬が誕生しました。

◆血統に関する疑問にズバリ回答!

「レート140のフライトライン産駒ってどう見てる?」

 2021年から翌年にかけてBCクラシックを含めて6戦全勝。すべてが圧勝で、2着馬との着差は1戦あたり12馬身弱。米年度代表馬に選出されました。

 3年連続米チャンピオンサイアーのタピットが父、アンクルモーの父として知られるインディアンチャーリーが母の父。スピードと心肺機能がずば抜けており、血統的に不安と思える点はなく、繁殖牝馬の質も最高クラス。おそらく高確率で成功するでしょう。

 馬体はアメフト選手のような馬力型ではありません。品の良さを感じさせる柔軟な馬体なので、配合次第で芝馬も出るでしょう。距離は万能です。



【関連記事】