マイルで躍進なるか。桜花賞馬のマルセリーナの仔となるシュタールヴィント(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)が、日曜中山10Rの春興S(4歳上・3勝クラス・芝1600m)で連勝を狙う。

 シュタールヴィントは父ロードカナロア、母マルセリーナ、母の父ディープインパクトの血統。母は11年の桜花賞と13年のマーメイドSの覇者。叔父のグランデッツァは12年のスプリングSなど重賞を3勝している。そして祖母のマルバイユは04年の仏G1アスタルテ賞の勝ち馬だ。

 ここまで15戦3勝。2歳秋の未勝利(東京芝1800m)で初勝利。しかし、その後は2勝目を挙げるのに8戦を要した。2勝クラスに昇級後も苦戦が続いたが、前走の天神橋特別で待望の3勝目をゲット。それも好位から楽に抜け出しての完勝だった。血統のイメージに反し、実はこれが2回目の1600m。結果的にマイラーだったという結論でいいだろう。

 陣営も適性を確信したのか、2戦連続でマイル戦に起用してきた。再び中1週、しかも関東遠征となる点がカギだが、能力的には通用するはず。勢いに乗っての連勝でオープン入りとなるか、要注目の一戦となる。