史上2頭目の偉業でイクイノックス超えなるか。サウジC2着のウシュバテソーロ(牡7、美浦・高木登厩舎)が、ドバイワールドカップ(北半球産4歳上、南半球産3歳上・首G1・ダ2000m)連覇に挑む。

 ウシュバテソーロは父オルフェーヴル、母ミルフィアタッチ、母の父キングカメハメハという血統。母はJRAで3勝。伯父のボールドブライアンは03年の東京新聞杯を制している。ここまで33戦11勝。芝では3勝クラスで壁に当たっていたが、5歳春からダートに転じて大躍進。ここまで海外も含めてGIとJpn1を計4勝。昨年はドバイワールドCを制し、ロンジンワールドベストレースホースランキングではレーティング122で19位タイの評価を得た。

 明けて7歳となったが、衰えは全くない。前走のサウジCはいつものように後方で脚をためる競馬。直線で外に出すとグイグイ伸びて、残り50mで先頭へ。「勝った!」と思った瞬間、Senor Buscadorにかわされ、あと一歩で世界最高額の1着賞金1000万ドルを逃したものの、勝ちに等しいパフォーマンスだった。

 勝てば18〜19年の覇者であるサンダースノー以来、2頭目の連覇となる一戦。現在の総獲得賞金は日本馬で史上4位となる18億7631万700円だが、1着ならトップのイクイノックスを抜く計算になる。ここは是非とも記録尽くめの勝利を期待したい。