園田競馬場で4月4日(木)に行われる兵庫女王盃(4歳上牝・JpnIII・ダ1870m)。昨年まではTCK女王盃として大井競馬場で行われていたが、園田に移設のうえ現名称に変更された。

 持ち回りのJBCレディスCを除けば、西日本地区では初となる牝馬のダートグレード競走。記念すべき第1回の女王となり、さらなる飛躍を誓うのはどの馬か。発走予定日時は4日(木)の16時15分。主な出走予定馬は以下の通り。

■アーテルアストレア(牝5、栗東・橋口慎介厩舎)

 昨夏の名鉄杯でOPクラス初勝利を挙げると、続くレディスプレリュードで伏兵評価を覆す激走。その後の2戦は馬場や相手関係に泣いたが、条件が整ったクイーン賞でしっかり巻き返した。キレ味で勝負するだけに、今回は小回り園田への対応がカギ。初コースを克服し、先月末に亡くなった父リーチザクラウンに、弔いの勝利を届けたい。

■ヴィブラフォン(牝5、美浦・高木登厩舎)

 デビュー4戦目に初ダートで快勝したが、その後は白星から遠ざかる。だが、昨年1月に6戦ぶりの勝利を挙げると、2勝クラス、3勝クラスをそれぞれ2戦で突破。重賞初挑戦となった神奈川記念では、逃げ馬を自ら競り潰して重賞初制覇を飾った。安定した先行力は園田向き。加えて、今回は先手を奪えそうなメンバー構成で、重賞連勝のチャンス大。

■スマイルミーシャ(牝4、兵庫・飯田良弘厩舎)

 3歳春は兵庫ダービーを制して世代の頂点に輝き、暮れには園田金盃で歴戦の古馬を撃破。今年初戦のコウノトリ賞も手応え楽に3馬身差勝ちを収め、改めて力上位をアピールした。デビューから12戦して連対を外しておらず、いまだ底が見えない実力の持ち主。初のダートグレード競走でどこまで通用するか。全国区へ試金石の一戦となる。

■サーマルソアリング(牝4、栗東・藤原英昭厩舎)

 芝では2勝目が遠かったものの、初ダートとなった昨年7月の中京戦で後続に2.2秒の大差勝ち。勢いそのままに続く2勝クラスを5馬身差、3勝クラスを1.1/4馬身差で制し、路線変更からわずか3戦でOP入りを果たした。昇級初戦の総武Sで2着に敗れたものの、牡馬相手に互角の走りを披露。牝馬同士に戻れば、重賞の舞台でもチャンスあり。

 そのほかにも、初タイトル獲得を目指すキャリックアリード(牝5、大井・藤田輝信厩舎)、前走4着から巻き返しを期すライオットガール(牝4、栗東・中村直也厩舎)などが出走を予定している。