豪州の名牝を母に持つダノントルネード(牡4、栗東・中内田充正厩舎)が、日曜阪神10Rのダイワスカーレットカップ(4歳上・3勝クラス・芝2000m)で待望の2勝目を目指す。

 ダノントルネードは父ハーツクライ、母シーウィルレイン、母の父Manhattan Rainの血統。母は17年に豪G1のゴールデンスリッパーSとモイアSを制し、当地の最優秀2歳牝馬に選ばれた名牝。21年のセレクトセール1歳で1億6500万円(税抜)の高値で取引された。

 ここまで7戦1勝。2歳7月の新馬(新潟芝1800m)でシャザーンとの一騎打ちを制して初勝利。しかし、その後は紫菊賞、1勝クラス、京都新聞杯と3戦連続で2着。惜しくも日本ダービー出走には届かなかった。そして3歳夏以降は日本海Sが8着、菊花賞が16着、寿Sが9着と苦戦続き。復活の糸口をつかめずにいる。

 今回は約3カ月ぶりの実戦となるが、最終追いでクイーンズウォークとの併せ馬をこなすなど、質量ともに文句なしの調教を重ねてきた。仕上がりに不足はなく、まさに今後を左右する一戦。良血が復活の狼煙を上げることを期待したい。