ZenGroupの提供する「ZenPlus」は、出店料の支払い、審査、契約手続きなどは必要なく、商品を登録後すぐに販売を開始できる越境ECモール。初期費用、月額費用、決済手数料といった費用が不要で、出品した商品が売れた際に商品代金の10%を販売手数料として支払う。
出品情報の翻訳、海外からの問合せ対応、顧客サポート等はZenGroupが行い、19言語に対応。海外配送に関わる手配・手続きもZenGroupが行うため、日本語のみの利用で、幅広い商圏にアプローチできるという特徴を備える。
このほど、「ZenPlus」を利用する「KINUITO」の事例を公開した。

▲「KINUITO」
レクストシェアードサービス社が開発した「KINUITO」は、不要になった着物から抽出したシルク成分を配合した固形シャンプーバー。シルクは髪を保湿し、なめらかに整える働きがあり、固形化することで水分を減らし、より多くのシルク成分の配合を可能にしている。プラスチックボトルを使用しないため、環境負荷を軽減し、よりサステナブルな選択肢を提供している。
レクストシェアードサービス社は当初より海外市場を視野に入れており、2024年には世界向けのクラウドファンディングを実施。目標額の870%を超える資金調達に成功し、海外市場での需要を確信していたが、アメリカのAmazonでの販売を検討したところ、現地法人の登録やFDA認証の取得が必要となるなど、越境販売のハードルが高いことが課題となっていた。
さらに言語対応やカスタマーサポートの負担が大きく、短期間での市場参入が難しい状況だったとし、これらの課題を解決するため「ZenPlus」の導入に至ったとし、これにより海外販売の仕組みを整え、越境販売を実現した。今後は、SNSをはじめとする海外向けのプロモーションを強化し、認知度の向上を図るとしている。
近年、欧米やアジア市場では、日本のスキンケア・ヘアケア製品が「J-Beauty(ジャパンビューティー)」として高く評価されており、品質の高さ・ナチュラル成分・シンプルなケアといった特徴が支持されている。「ZenPlus」でも、日本のヘアケア・スキンケア関連商品は海外の消費者に人気があり、サステナブル志向の製品への関心も高まっている。
これら市場の動向を踏まえ、「KINUITO」もサステナブルなヘアケア製品として、引き続き認知拡大と販売促進を進めていくほか、BtoB向けの海外販売にも取り組み、より多くの販路開拓を目指す。
「ZenPlus」での取り組みについて、「KINUITO」ブランドマネージャー 徳永氏は、「リユース事業のバイヤーとしてお客様のご自宅を訪問する中で、多くの着物が活用されずに手放されていく現状を目の当たりにしました。しかし、お客様からは『思い出が詰まった着物を捨てるのは忍びない』『何か別の形で生かしてほしい』という声が多く寄せられていました。この声に応える形で、着物の素材に着目し、着物から抽出したシルクを配合した固形シャンプーバー『KINUITO』を開発しました。『ZenPlus』を導入することで海外市場への販売を開始し、少しずつ手応えを感じています。今後はさらなる販路拡大に向けた取り組みを進めていきます」とコメントした。


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