イマジン・グローバル・ケアは、東京大学と共同で特許取得した栄養素「ブロリコ」を主成分にしたサプリメントを通販・ECで展開している。「ヘルスケア事業」として、野菜の持つ栄養素を生かした製品づくりを強みに七つの製品を展開している。2011年7月からサプリメントの販売を開始。自社のECサイトで販売しているほか、新聞広告や折込チラシ、フリーペーパーの広告で新規会員獲得につなげている。

栄養成分「ブロリコ」は、約5年間の研究で発見し、東京大学と共同で国内特許を取得しているほか、米国や欧州でも特許を取得しているという。医療機関や病院を通して提供も開始するなど注目を集めている。

また、沖縄産のゴーヤから有効成分を抽出して製品化した「ゴーミン」は、静岡県内にある自社の研究所で、素材の研究・開発・製造まで手掛け、臨床試験なども積極化している。

会員は60代以上が最も多く、全体の6割が電話注文となっている。コロナ禍でプレゼント企画を既存会員に行ったところ、満足度向上につながったという。

2021年12月期は新商品の開発を予定するほか、既存製品の味を軸としたリニューアルを推し進めることで業容拡大を見込んでいる。


効果実感、「NP後払い」を再度導入
イマジン・グローバル・ケアは、多様な決済でユーザーの利便性を高めるため、2012年にネットプロテクションズ(以下NP社)の後払い決済「NP後払い」を導入した。

導入してから、与信NG率を数%に抑えるなど順調に効果を上げてきたが、2019年7月に受注システムの刷新に伴い、「NP後払い」から他社サービスに切り替えなければならなかった。

ところが、切り替えた先の後払い決済では与信NG率がNP後払いに比べて2.5倍に上昇。しかも、NGと判断された理由を決済企業が開示しなかったため、お客さまへ十分な説明ができず不信感をもたれ、支払方法を切り替えずに多くの優良顧客が離反してしまった。これにより失った売上は年間5000万円にのぼるという。

NP社は、ECサイトの基幹システムと連携した構築を行った。切り替える際に「与信NG率」が以前のNP後払い利用時に数%以下だったことも後押しし、移行はスムーズだった。2020年9月に連携が完了し、「NP後払い」の利用を再開した。

「NP後払い」は、支払い能力をNGと出すことがなく、未払いの債権があるかどうか、不正注文といった明確な理由がない限り、「与信NG」と判断することはないのが強み。「お客さまに寄り添うという考え方が当社と一致していた」(ヘルスケア事業部・オペレーションチームリーダー・小林桃子氏)と話す。

イマジン社では、与信通過した段階で出荷作業に入るため、与信が長引いてしまうことで出荷作業に遅れが生じてしまう。2019年11月にNP社に「即時与信」が導入されたことで、「出荷作業にストレスがなく生産性が向上している」(小林氏)と話す。

決済構成比は約半数が「後払い決済」で占め、クレジットカードが4割、「代引き」が1割となっている。「年齢層が高いことや初回購入の際に登録が不要な後払いを選択する人が多い」(小林氏)とみる。

今後は、NP社と協力して請求書と納品書が一体になった帳票や問い合わせ改善を進めることで、社内の生産性向上し、顧客満足度を高めていく考えだ。


「イマジン ヘルスケアショップ」
https://www.igc-shop.jp/


【「NP後払い」サービス概要】
「NP後払い」は、年間流通金額2900億円の業界最大手の後払い決済サービス。EC事業者はネットショッピングにおける約20%の後払いニーズを、未回収リスクなく提供できる。