CROOZ SHOPLISTは6月15日、ファッション通販サイト「SHOPLIST.com」内に、アウトレットECモール「SHOPLIST OUTLET」を開設した。「どこよりもお得な買い物体験ができる」を掲げ、海外ハイブランドから国内人気ブランドまで50ブランド以上の商品をお得プライスで提供する。ブランドとユーザーの架け橋となり、余剰在庫を売り上げに変える新たな販売チャネルを提供することで、アパレル業界が抱える課題の解消に貢献する。また、オープンを記念し、特別セールや割引クーポンの配布など3つのキャンペーンを開催する。

「SHOPLIST サステナビリティプロジェクト」の一貫としてオープンした「SHOPLIST OUTLET」は、50以上のブランドの商品をお得プライスで購入できるアウトレットオンラインモール。ユーザーは、「GUCCI」「PRADA」「COACH」といった海外のハイブランドから、「URBAN RESEARCH」「JOURNAL STANDARD」など国内人気ブランドまでのアウトレット商品をいつでもお得に購入できる。これによりアパレル業界が抱える課題である余剰在庫を、「廃棄」ではなく「売上」に変えることができる新たな販売チャネルになることが期待されるとしている。

「SHOPLIST OUTLET」は、「SHOPLIST.com」サイト内からメニューの切り替えのみで移動可能。決済、配送もまとめて行うことができ、アウトレット商品もアウトレット以外の人気ブランド商品も合わせて気軽に購入することができる。

昨今のアパレル業界では、「大量生産・大量消費・大量廃棄」が世界的な問題となっており、世界において生産された洋服の約60%にあたる年間9200万トンが廃棄され、そのうち87%は焼却と埋め立てで処分されているというデータがある。日本においても、国内アパレル市場での洋服の輸入数量・国内生産数量が年間約29億点と、1990年から2.4倍に増加。、対して消費数量は年間約15億点と、1990年から1.1倍と微増であり、毎年余剰在庫が生まれる状態が続いている。2019年には、1年間に推定100万トンの洋服が廃棄され、そのうち7割が消費者の手に渡ることなく焼却処分された。

さらに、2021年5月11日時点で、新型コロナウイルスの影響を受けた倒産件数の多い業種は、1位の「飲食店」(235件)、2位の「食品関連企業(製造・卸・小売合計)」(153件)に続き、3位「アパレル関連企業(製造・卸・小売合計)」(144件)となっており、新型コロナウイルスの影響による商業施設の休業などにより、店舗で販売予定であった商品の販売機会も失われている。アパレル業界での「廃棄」と「在庫」の問題に加えて、コロナ禍におけるアパレル関連企業の動向は、さらに苦しい状況が続いていると言えるとした。

一方で、コロナ禍におけるユーザーの動向として、ヤフーが2020年12月17日に発表した「Yahoo!カーナビ」のユーザー利用動向に基づく「目的地ランキング」によると、アウトレットモール施設は、2019年には上位10位中3件のランクインだったのに対し、2020年には上位10位中7件ランクインした。加えて「SHOPLIST」ユーザーを対象としたアンケート調査結果において、約2人に1人が、EC以外で洋服を購入する場所として「アウトレットモール」と回答。その内、85%の人が「アウトレットモールでの1回の買い物で5000円以上購入する」と答えており、「SHOPLIST」ユーザーとアウトレット商品の購入には親和性があることが分かったとしている。なお、アウトレットモールの市場規模は、2005年から毎年右肩上がりで成長しており、2018年度は約9536億円、2021年度には約1兆2001億円になると予測されている。

コロナ禍で想定を上回る余剰在庫の増加が懸念される中、アパレル業界が抱える「廃棄」と「在庫」という問題解決のため、また「SHOPLIST」ユーザーの「お得にお買い物を楽しみたい」というニーズに応えるため、ファッションに携わるEC事業者として何かできることはないかと考え、「SHOPLIST OUTLET by CROOZ」のオープンに至ったとしている。日本最大級のオンラインアウトレットモールを目指すことで、ブランドとユーザーの架け橋となり、アパレル業界の持続可能な発展に貢献を図る。

「SHOPLIST OUTLET」プロジェクト責任者兼MD部部長である山藤和也氏は、「コロナ禍における商業施設の休業や外出自粛により、ユーザーは、実店舗で洋服を購入する機会が減少しています。一方、ECを使う機会は増加しており、『SHOPLIST OUTLET』をご利用いただくことで、ECを通してアウトレット商品をお得にお買い物いただけるだけでなく、販売を促進することで、ブランド様の余剰在庫の問題解決につなげることができます。ブランド様からも余剰在庫をアウトレット商品として販売強化したいとの声を多くいただいていることから、本プロジェクトにより、ECでのアウトレット商品の取り扱いを拡大することで、在庫廃棄の減少に貢献し、サステナビリティへの取り組みを加速させてまいります」とコメントした。

「SHOPLIST OUTLET」では、オープン記念の特別企画として、海外ハイブランドの人気商品が「SHOPLIST OUTLET」限定で最大3万円OFFとなる目玉商品企画の提供、国内人気ブランドの対象商品が期間限定で「どこよりもお得な価格」で購入できる特別セール、アウトレット商品の購入者限定で6月15日〜7月14日の期間中何度でも利用できる最大8000円OFFクーポンの配布の3つのキャンペーンを実施する。


【「SHOPLIST OUTLET」出店企業からのコメント】

<ベイクルーズ 上席取締役 嶋田純氏>
御社サイトへのアウトレット業態の出店により、既存の販路ではリーチできていなかった新たな顧客との接点をつくれており、販路拡大が出来ていると感じています。今回のアウトレットモールの機能強化により大量生産・余剰在庫といったアパレル業界の問題解決手法の一つとしても期待しています。

<ナイスクラップ 執行役員 第二事業部ナイスクラップアウトレットブランド長 牧雄一氏>
コロナ禍において、外出自粛や多くの商業施設が休業になり、ECに対する需要が日に日に高まる中、ナイスクラップとしても経営方針の重点項目としてEC強化を掲げ、取り組みを強化してまいりました。アウトレット業態でEC展開はしていたものの、EC化率も3%程度とやはり商業施設中心の運営が行われてきましたがそんな中、 1年程前からSHOPLIST様との取り組みが始まりました。想定以上の新たなお客様との接点が作れた事で、ナイスクラップ、オリーブデオリーブ2つの業態で売上拡大でき、EC化率も20%に迫るところまでになりました。引き続き、お客様へよりたくさんの商品をお届けできるよう、SHOPLIST様とのお取り組みを強化していきたいです。