めんたいこをネット販売している、たら子一番本舗は2019年から、EC運営に本腰を入れている。インスタグラム(インスタ)で発信力があるインフルエンサーと契約を結び、同社のアンバサダーとして商品情報の発信を手伝ってもらっている。インスタからの集客力を高めたことで、2020年5月期の売上高は前期比20%増になった。

1カ月間で約10人のアンバサダーと契約を結んでいる。1カ月に3回、商品紹介の投稿をしてもらうよう依頼しているため、毎日のように自社商品の情報がインスタに投稿されている。

インスタのフォロワー数はアンバサダー契約の条件に入れていない。フォロワー数以上に気を付けている点があるという。

「インスタでの投稿内容が他のアンバサダーとかぶらないよう、気を付けて人選している。おつまみをアップする人、中華料理をアップする人、インテリアをアップする人、お酒をアップする人など、さまざまな人と契約している」(EC運営責任者・大久保忠義氏)と話す。

アンバサダーを活用した商品PRに成功した同社だが、当初は苦労も多かったという。

「初めはどうすればインスタグラムからECサイトに集客できるのか、分からないことだらけだった。今になると特定の領域にこだわるのではなく、いろいろな分野の人と契約したことが集客拡大につながったと感じる。最初はインテリアとめんたいこがどう関わるのか分からなかったが、おしゃれな皿に調理されためんたいこが盛り付けられていると、インスタ映えすることが分かった」(同)と話す。

このアンバサダーの効果は、着実に売り上げにも結び付いた。

「インスタの投稿を見たといって実店舗に訪れる20~30代の男女も増えた。ECへ新規顧客が流れるだけでなく、実店舗にも集客できている」(同)と説明する。


「たら子一番本舗」
https://tarako1ban.com/