LINEは11月29日、メッセージアプリ「LINE」を通じて友だちにプレゼントを贈ることができる「LINEギフト」の累計購入者数が1000万人を突破したと発表した。さらにテレビCMの放送や、「セブン―イレブン」など新たな出店企業を発表し、成長戦略を紹介した。
 
「LINEギフト」への出店ショップ数は約380店舗になり、取扱商品数は約4万点になっている。「LINEギフト」で「商品を購入した」もしくは「もらったことがある」ユーザーの累計数は、11月29日時点で1980万人を超え、12月には2000万人を突破する予定だという。



今年10月には、ヤフーが運営する「ヤフーショッピング」や「PayPayモール」との商品連携を開始し、モール出店者への「LINEギフト」出店を進めている。他にも「出前館」「ZOZOTOWN」とのeギフト(連携先で利用できるポイントなどをオンラインで送れるサービス)連携を実施している。

さらに11月29日にはグループサービスで電子書籍を提供する「ebookjapan」が出店し、年内にはホテルや旅館、レストランの予約サービス「一休.com」も出店するという。

ヤフーのコマースカンパニー・ショッピング統括部長である畑中基執行役員は「LINEギフト」の事業戦略発表会において、「『LINEギフト』との連携をグループ挙げて推進している。営業連携は今年8月から実施しており、数カ月間で大きな成果が出ている。モールに出店している800ストアくらいが『LINEギフト』への出店準備を進めている。今後は決済サービス『PayPay』加盟店にも一緒に営業していく」と連携の進行状況を説明した。


ヤフー 畑中基執行役員

グループ外の企業への出店営業も推進しており、11月29日にコンビニエンスストア大手の「セブン‐イレブン」が出店した。セブンプレミアム商品や気軽に贈れる菓子などに使えるeギフトを出品する。ヤフーとの連携で「ヤマダ電機」など大手企業が出店している。
 
「認知獲得のために大規模なマーケティング投資を行う。今年8月に初めてのテレビCMを放送したが、12月1日から新しいCMの放送を開始する。同時に大規模なキャンペーンも展開する。『LINEギフト』のサービス認知率は全体で52%になり、最も認知の高い20代女性で87%に達している。今回の施策でさらに幅広い年代で認知を高めていきたい」(LINE ギフト事業部 米田昌平事業部長)と話す。


LINE ギフト事業部 米田昌平事業部長

グループ連携や営業強化により、今後さらなる有力店舗の出店が決まっていることから、取扱商品も大幅に拡充できそうだ。品ぞろえに加え、プロモーションを強化し、さらに利用者獲得に拍車をかける方針だ。