菓子材料の通信販売を手掛けるcotta(コッタ)は5月9日、食用油脂などの食品素材加工会社の不二製油と資本業務提携を締結した。プラントベースフード(植物性原料を使用した食品=PBF)を取り扱う新ブランドを発足するためだ。不二製油の商品開発力を生かし、新たにPBF業界に進出していく。
 
業務提携の内容は、新ブランド設立・運営に関すること。①PBFレシピを発信し、パン市場の活性化を図る ②ビーガンなどのインフルエンサー開拓とコミュニティーを構築 ③PBFを含む、自社商品の認知度向上 ④消費者ニーズをくみ取った商品開発――などを共同で行っていく。
 
新たにPBF市場に進出することについて、「コロナ禍では『安い』『手軽』をキーワードにした商品開発を行っていたが、限界を感じた。本質的に良い商品を提供していく必要が生まれたと感じたため」(黒須綾希子社長)と説明する。
 
今回の資本業務提携に当たり、不二製油は、コッタの発行済み株式となる約55万株を10日付で取得した。投資額は約3億円。