キャスターの辛坊治郎が11月7日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。岸田政権の下がり続ける支持率について、「世論に迎合するだけしておいて、この下がり方は駄目だ」と指摘した。

原子力総合防災訓練で記者会見を行う岸田総理

読売新聞社が4〜6日に実施した世論調査で、岸田内閣の支持率が内閣発足以降最低の36%となり、初めて30%台に落ち込んだことが分かった。

辛坊)世論調査はメディアによって、だいぶ差があります。とはいえ、岸田政権に関する各メディアの世論調査での支持率は、ほぼ30%台でそろってきたのではないでしょうか。しかし私の印象ですと、まだそんなにあるのかという感じですね。

菅政権や安倍政権では、メディアが反政権キャンペーンのようなことを仕掛けると、支持率が下がることがありました。例えば安全保障法制のように、日本の安全保障を考えたときに国民から不人気でもこの法律は国会を通すことが政権の責任だという場面がいくつかあります。安倍政権はそのように安全保障法制を成立させ、各メディアに徹底的にたたかれました。このとき、支持率が大幅に下がったのです。しかし、国民から不人気だけれども、しなければならないことをした結果、支持率が下がったというならば理由は明確です。

ところが、岸田政権は今、とにかく世論が喜びそうなことを全部しています。徹底して世論に迎合しているんですよ。逆に、世論の反発を受けてもしなければならないことは何もしていません。つまり、世論に迎合するだけ迎合している中で、この支持率の下がり方ははっきり言って駄目なんじゃないですかね。私はそう思います。