ジャーナリストの須田慎一郎が3月18日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。金沢〜敦賀間が延伸開業した北陸新幹線について解説した。

【北陸新幹線金沢―敦賀開業】敦賀駅の新幹線コンコースに設置された、在来線特急への乗り換えを案内するサイン表示=2024年3月16日午前8時36分、福井県敦賀市(恵守乾撮影) 写真提供:産経新聞社

【北陸新幹線金沢―敦賀開業】敦賀駅の新幹線コンコースに設置された、在来線特急への乗り換えを案内するサイン表示=2024年3月16日午前8時36分、福井県敦賀市(恵守乾撮影) 写真提供:産経新聞社

北陸新幹線、金沢〜敦賀間が延伸開業

飯田)3月16日に北陸新幹線の金沢〜敦賀間が延伸開業し、大きく報道されました。

須田)現地で話を聞くと、東京に直結するので福井県の方はかなり喜んでいましたね。これまで北陸は間違いなく関西経済圏で、就職するにも進学するにも関西方面に行く方が多かったのです。ところが、先行開業していた石川県・富山県は完全に東京シフトになっています。例えば、全国展開しているメガバンクの支店長会議は、経費の関係もあって、東エリアと西エリアに分かれて会議を開くのが一般的でした。北陸新幹線が(先行)開業するまで、富山支店は大阪の支店長会議に参加していたのです。しかし、北陸新幹線の(先行)開業によって、東京での開催に変わったということです。

飯田)あの地域だと、昔は特急1本で大阪に行けましたよね。

須田)サンダーバードでね。

飯田)それが今度は「かがやき」1本で東京に行ける。

須田)明らかに北陸経済と東京経済が一体化する。ストロー現象とは言いたくありませんが、そういう形になってきたのでしょうね。

SNSの影響で外国人観光客が多く降り立つ「黒部宇奈月温泉駅」

飯田)観光客も含めてお客さんがたくさん来れば、経済が潤います。地元も期待していると思いますが、その効果もあるのですか?

須田)私は数ヵ月前、富山県の「黒部宇奈月温泉駅」を講演会で訪れたのですが、外国人観光客がぞろぞろ降りてくるのですよ。「何をしに来ているのですか?」と聞いたら、宇奈月温泉と北アルプスの逆側にある黒部渓谷に行くために来たそうです。私は日本人ですが、両方とも行ったことがないのですよ。

飯田)私も行ったことはないですね。アルペンルートの雪の壁などを見に行くのでしょうか。

恐竜王国・福井県をアピール

須田)そういった意味でも、新幹線の開業は大きな影響があると思います。

飯田)福井には芦原温泉など、いい温泉郷もあります。

須田)あとは、やはり恐竜駅です。

飯田)プロジェクションマッピングで壁一面に恐竜を映すなど、すごいことになっているらしいですね。いままでは京都などにつながるルートでしたが、いろいろと動き方が変わるかも知れない。

須田)変わるでしょうね。