【新華社ウルムチ3月13日】中国新疆ウイグル自治区バインゴリン・モンゴル自治州博湖(バグラシュ)県のゴビ(乾燥地帯)では早春を迎え、国家2級保護野生動物のコウジョウセンガゼルの群れがラクダと共に餌を探す様子が見られる。地元の牧畜民はラクダに水や飼料を与える際、これら「お客さん」ももてなしている。

 牧畜を営むドルジャラさんがラクダの群れをゴビに放牧に連れ出すと、決まってコウジョウセンガゼルの群れがラクダの周りに現れ、一緒になって餌を探すという。ドルジャラさんはラクダの栄養補給のため、水場のそばに牧草を積み、ラクダだけでなく餌を求めてやって来るガゼルにも与えている。

 地元ではここ数年、生態系保護の取り組みを継続的に強化し、コウジョウセンガゼルなどの野生動物が生息し、繁殖しやすい環境を整えている。(記者/宿伝義)