中小企業が直径2センチメートルの自作のコマを競わせる「全日本製造業コマ大戦 大田区特別場所」が、大田区産業プラザPiO(東京都大田区)で開かれた(写真)。直径25センチメートルの土俵の上において手で回して競う「規定部門」では計14都県の企業や学校などが参加。25チームによる熱戦の結果、キャステム(広島県福山市)のチームが優勝した。

 大田区特別場所は、同区内の企業などによる有志「おおたコマプロジェクト」が主催した。

 優勝したキャステムは、コマを回すときに指でつまむ「軸」部分の両端の形を変え、相手に合わせて軸を差し替えるコマで参戦。回転に胴体が羽根のように開いて敵をはじき飛ばす「開き系」のコマが相手なら、とがった形の方を下にし、土俵の隅に留まって攻撃を避ける。ほかのコマの時は、丸い形の方を下にして相手にぶつかっていく。そんな知能的な戦法で制した。投げ手の稲葉征則さんは「まさか優勝できるとは思わなかった」と謙そんした。