SORABITO(東京都中央区)は、中古建設機械を鑑定するスマートフォン向けアプリケーション(応用ソフト)を開発した。建機の専門的な知識がなくても中古建機の鑑定が簡便にできる。月内に米アップルのコンテンツ配信基盤で提供を開始する予定。価格は無料。

 開発したアプリに、売却したいと考えている建機の基本情報の入力とガイダンスに従った動画・写真の撮影、建機の状態に関する情報を入力する。これらの情報から建機を鑑定する。

 今回は、撮影を簡便化させるためアジェンシア(名古屋市東区)と協業した。アジェンシアの動画を自動分解できる独自技術を活用。機械の外観であれば、約1分の動画を撮影するだけで自動的に静止画に分割する機能を搭載した。これにより、撮影時間を削減できる。

 SORABITOは、中古建機の売買を支援するインターネットサービスを展開している。同サービスでは全国のパートナー企業50社の専門家が出品者の元に出向き、中古建機を鑑定している。その知見をスマホアプリとしてオープン化した。サービス会員以外の一般でも利用できる。

 同社の青木代表は今回のアプリ開発の理由について「自社の成長よりも、中古建機売買の安心で安全な環境を整えたい」としている。従来から中古建機売買では「商品の情報が不十分なためにトラブルになるケースもあった」(青木代表)という。同アプリを通じ、課題の解決にもつなげたい考えだ。今後も、サービスの各種機能や知見をオープン化していく予定だ。