三井不動産と子会社の米ハレクラニ・コーポレーション(ハワイ州)は29日、ハワイ・ワイキキに新ブランドホテル「ハレプナ ワイキキ」を開業したと発表した。2018年に同社運営の「ワイキキパークホテル」を閉館し大規模な改装工事に着手。近接する名門ホテル「ハレクラニ」の伝統やホスピタリティーを受け継ぐ姉妹ホテルと位置付ける。

 新ブランド「ハレプナ」は、ハワイ語で館を指す「ハレ」と泉を意味する「プナ」を組み合わせたもの。現代的な快適さと、華やかさを併せ持つ落ち着いた雰囲気を演出する。地上21階建てで、客室は広さ29平方―68平方メートルの6種類288室とした。8階屋外にはプールやフィットネススタジオ、1階には本格的なベーカリーレストランも開業した。

 三井不動産は81年に100%子会社のハレクラニ・コーポレーションを通じ、名門ホテルとして知られていた旧ハレクラニを買収。中規模の高層ホテルへと全面改装した上で、84年に現在のハレクラニを開業した。

 87年には、ハレプナの前身となる旧ワイキキパークホテルを開業したが、開業31年を迎えた18年に大規模改装とリブランドを決めた。

フラッグシップ
 三井不動産は京都市中京区の二条城近くで開発を進める高級ホテルの名称を「HOTEL THE MITSUI KYOTO=イメージ」に決めた。計画地は三井総領家(北家)の邸宅跡で、1703年に建設された旧梶井宮御門をエントランスに活用する。グループの総力を結集したフラッグシップホテルとの位置付けで、2020年夏に開業する計画だ。

 京都の伝統文化や美意識、精神性と三井家の伝統をあわせ、歴史と先進性が調和した空間に仕上げることに重きを置く。敷地の中心には水盤を備えた約1300平方メートルの中庭を設け、レストランの離れやロビー、ラウンジなどの建物と庭が調和した様子を表す「庭屋一如」の精神を形にする。邸宅時代から受け継いだ灯籠や景石も配置する。