国立天文台は米ハワイ州にある「すばる望遠鏡」の観測データを利用し、市民が科学的な活動に参加できるサイト「ギャラクシークルーズ」を公開した(写真=国立天文台提供)。同望遠鏡の超広視野主焦点カメラ「ハイパー・シュプリーム・カム(HSC)」が捉えた銀河の画像を利用。パソコンなどでサイトにアクセスした一般市民が、簡単な質問に答えながら銀河の分類作業を実施する。天文学者が作業結果を統計的に解析し、宇宙の研究に役立てられる。

 同望遠鏡が観測した宇宙領域を海図にたとえ、四つの街と六つの大陸を巡りながら銀河を分類する。

 市民が研究者や研究機関とともに行う科学的活動をシチズンサイエンスと呼ぶ。市民がインターネットを利用して天文学のデータにアクセスし研究に協力する取り組みは海外で多く進められているが、日本では初めて。同サイトのURLはhttps://galaxycruise.mtk.nao.ac.jp