アプトポッド(東京都新宿区、坂元淳一社長、03・5919・2620)は、車載カメラの映像から人の顔を自動的に消してクラウドに蓄積するシステムを開発した。自動運転の開発でプライバシーに配慮した形でデータをためられる。顔検出エンジンは自動車メーカー各社のものを利用できる。データ収集基盤サービスのオプションとして今夏の提供を目指す。

車載カメラの映像から人工知能(AI)技術で人の顔を検出し、顔の部分を消し込む。車両で消し込み処理すれば、保管するデータに人の顔のデータが残らない。一度クラウドに上げたデータに消し込み処理をすることも可能。顔検出エンジンを提供するが、ユーザーの開発品も使える。

自動運転の車の本格普及には、市街地などの歩行者のいる環境を走れる必要がある。技術検証用データを集める際に歩行者から許諾をとることは難しく、自動処理でプライバシー保護に対応する必要があった。顔検出時に視線推定や、ながら歩き検出などの処理をした後に、顔を消し込めば開発に有用なデータは残せる。