NTT東日本は21日、ゲーム対戦競技「eスポーツ」大会の設備構築・運用を手がける新会社、NTTeスポーツ(東京都新宿区)を31日に設立すると正式発表した。NTT東の通信基盤を生かし、各地の電話局でeスポーツ大会を開催。地方の高校のeスポーツ部にプロ選手が指導したり、外出が困難な入院患者が遠隔対戦できる環境を構築したりするなど、自治体と連携した地方活性化を目指す。2024年度までに40億円の売り上げを見込む。

新会社の資本金は3億円。NTT東が50%以上出資するほか、NTTアド、NTT西日本、NTTアーバンソリューションズ、スカパーJSAT、タイトーが共同出資する。社長にはNTT東の渋谷直樹副社長が就く。

7月以降、秋葉原UDX(東京都千代田区)にローカル5Gなど最新技術を活用したeスポーツ施設を開設する。地方の電話局やeスポーツ拠点を結んでプロ選手が遠隔指導する場を提供。低コストでeスポーツ大会が開けるサービスの提供も見込む。

新会社の副社長には、NTT東の社員でeスポーツ大会中継の実況も務める影沢潤一氏が就く。影沢氏は「遠隔実況や人工知能(AI)による自動解説、AIによるハイライト映像の自動作成も手がけたい」と語った。