白物家電は97年以降で最高

日本電機工業会(JEMA)が27日発表した2019年の白物家電の国内出荷額は、前年比2・7%増の2兆5108億円と1997年以降で最高だった。前年を上回るのは4年連続。

7月の天候不順の影響で一時落ち込んだが、消費税率引き上げ前に高付加価値製品を中心に主要製品の売り上げが伸びた。

出荷台数ベースでは、ルームエアコンが同1・7%増の981万3000台。梅雨明け前の猛暑や消費増税前の駆け込み需要で、データが確認できる72年以降で最も多い出荷量だった。冷蔵庫は同0・5%増の395万1000台、洗濯機は4・5%増の485万4000台だった。いずれも4年連続で前年を上回った。

19年12月の国内出荷額は、前年同月比6・7%減の2197億円で3カ月連続のマイナスだった。消費増税の反動減に加えて、前年同月が寒さによりエアコンの需要が高かったため。

製品別の出荷額では、ルームエアコンが3カ月連続で減少。冷蔵庫は4カ月ぶり、洗濯機は18カ月ぶりにそれぞれ前年同月を下回った。

日刊工業新聞2020年1月28日

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薄型テレビの出荷台数、前年比8%増

電子情報技術産業協会(JEITA)が発表した2019年の薄型テレビの国内出荷台数は前年比7・9%増の486万7000台だった。このうち高精細な4K(8K含む)対応の機種は29・6%増の257万8000台と全体の約53%(前年は約44%)を占め、初めて5割を突破した。19年のラグビーワールドカップや今夏の東京五輪・パラリンピックを高画質な4Kで楽しみたいという需要が高まったことが背景とみられる。

4Kテレビは、普及拡大に伴う量産化で価格が急落。家電量販店のデータを集計している調査会社BCN(東京)によると、直近では65型で10万円を割り込む機種も登場している。

日刊工業新聞2020年1月27日