日本郵便は15日、配達員の人手不足に対応するため、人工知能(AI)が最適な配達ルートを自動作成するシステムを今月から来年3月まで試験運用すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛などでインターネット通販の荷物が増加しており、配送の効率化を進める。

現在は配達員が各自でルートを決めており、経験の差によって配送の所要時間にバラつきが生じている。今回のシステムでは、スマートフォンで荷物のバーコードを読み取ると、最適な配達順や経路を提示する。経験が浅くても安全で効率的に荷物を配達でき、同じ時間内に配れる個数を3割ほど増やせるという。

全国約200の郵便局が所管する一部地域を対象に試行し、効果などを検証した上で本格導入を目指す。