名古屋大学は1日、性能評価世界首位の理化学研究所の「富岳」をベースとしたスーパーコンピューター「不老(フロー)=写真」の運用を同日始めたと発表した。人工知能(AI)・機械学習やシミュレーションの機能も高めた。自然災害や遺伝子の解析、創薬や自動運転開発などデジタル技術を活用する各種研究を支援する。富岳系スパコンの正式運用は世界初。

演算性能(HPCG)が世界16位、国内4位の富岳系システムに、画像用演算処理装置(GPU)総メモリー28テラバイト(テラは1兆)でAI・機械学習に向くシステム、シミュレーションなどの可視化システムなどを追加した。演算性能は15・9ペタフロップス(ペタは1000兆)。全国の大学関係者に公開、企業利用も受け入れる。(名古屋)