日本自動車販売協会連合会(自販連)が10日発表した6月の中古車登録台数は、前年同月比6.1%増の32万7368台で9カ月ぶりのプラスに転じた。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で落ち込んでいた中古車市場も「緊急事態宣言の解除以降、徐々に世の中が動きだした影響が出ている」(自販連)として、5月の同18.0%減から大きく反転した。

車種別では8カ月連続で前年同月を下回っていた乗用車の合計が同5.8%増の28万3405台と躍進。内訳は普通乗用車が同7.6%増の16万3302台。小型乗用車は同3.5%増の12万103台だった。

4輪貨物車の合計は同9.1%増の3万5814台で2カ月ぶりに増加となった。内訳は普通貨物車が同4.7%増の1万5250台。小型貨物車は同12.7%増の2万564台だった。今後については「新型コロナの影響が不透明な状況だが、収束とともに販売台数が回復すること期待する」(同)とした。

同日発表した2020年上期(1―6月)の中古車登録台数は、前年同期比4.8%減の188万1500台だった。上期では1978年の統計開始以来、過去最低の水準となった。新型コロナの感染拡大の影響により、4―5月の失速が影響した。