三菱重工業は新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う影響を踏まえ、一部の事業で9月も一時帰休の措置を継続する。航空機部品を生産する名古屋航空宇宙システム製作所の大江工場(名古屋市港区)で一部の部門の操業を3日間休止する。米ボーイングの操業に対応し、生産調整する。

グループ会社の三菱重工エンジン&ターボチャージャ(相模原市中央区)も9月末まで、製造部門や品質保証部門を対象に操業を2日間休止する。コロナ禍により需要の減少が続いており、生産調整が必要と判断した。また三菱重工工作機械(滋賀県栗東市)も6月から一時帰休を行っており、製造と間接の両部門を中心に9月18日まで原則的に毎週金曜日の操業を休止している。

三菱重工は航空機分野と自動車向けターボチャージャー(過給器)などの中量産品分野の落ち込みが大きいことから、固定費削減などの緊急対策を進めている。