LIXILはキッチンや洗面化粧台などに設置して非接触で水を出す「タッチレス水栓」の生産能力を約2倍に引き上げる。新型コロナウイルス禍で蛇口をひねらずに手を洗いたい消費者のニーズが増え、国内の7月の売上高が公共施設用で前年同月比1・3倍、キッチン用で同約2倍に拡大した。すでに生産ラインの増設に着手しており、2021年初に稼働する見通しだ。

生産ラインは水栓金具を生産する半田工場(愛知県半田市)既存ラインの増設に加え、常滑東工場(愛知県常滑市)を改築して専用ラインを設ける。投資額は非公表。

タッチレス水栓は、新型コロナウイルス禍で手洗いが推奨されていることから注目を集め、最近は「中国や東南アジアからも引き合いが強い」(栗本博司水栓事業部長)という。