米乃家(名古屋市千種区、村瀬昇平社長)は、2025年をめどにタコ焼きをメーンのメニューとする居酒屋を100店舗に拡大する。同社は、たい焼きやタコ焼きなどのテークアウト専門店が主力で、居酒屋業態は7月に進出したばかり。テークアウトに注力するなど、新型コロナウイルス対応を前提としたスタイルで多店舗展開を目指す。

居酒屋「たこハイ米乃家」の1号店は、名古屋市中区に7月にオープンした。主力業態であるテークアウト専門店で得意とするタコ焼きとハイボールをメニューの主軸に据える。今後は関東を中心に出店を本格化する計画だ。

たこハイ米乃家は、ウィズコロナ時代を前提とした店舗で「従来型の居酒屋にはしない」(村瀬社長)方針。昼間はテークアウトのみの営業とするなど、居酒屋ながら当初からテークアウトの売上高比率30%を想定している。またメニュー数を絞ることで、滞在時間が比較的短い顧客をメーンのターゲットとする。

米乃家は1948年の創業で、たい焼き、お好み焼き、タコ焼き、団子などを販売するテークアウト専門店を展開する。スーパーマーケットなどに出店しており現在、全国に約140店舗を構え、5月には海外1号店を中国成都市にオープンした。新型コロナで外食業界が苦境に陥る中、あえて居酒屋業態に参入し、一気に店舗を広げる考えだ。