ジェイテクトは消費電力を従来比4000分の1に抑えたIoT(モノのインターネット)用水位計2機種を発売した。河川やため池に投げ込むことで水位の変化を検知し、無線通信で監視制御システムにデータを送る。近年、被害が激化している豪雨災害対策に活用する。2021年1月に量産を始め、年間1億5000万円の売り上げを目指す。

出力が0・4―2・4ボルトの「TD4800=写真」と、同1―5ボルトで計測水位の最大誤差が0・1%と高精度型の「TD4810」の販売を始めた。大きさは長さ15センチメートル程度と手のひらサイズで、10年ほど駆動できるという。定期的な部品交換は不要で、避雷器を内蔵している。

出力が0・4―2・4ボルトの「TD4800」

年々、豪雨などによる河川の氾濫が増えており、大規模河川だけでなく中小河川も監視ニーズが高まっている。自治体や監視システムを手がける企業などに向け、水位計の販売を進める。