2020年に閲覧数の多かった大学関連記事を5つ紹介します。コロナ禍が影響を及ぼし、オンライン授業へ移行。大学の在り方自体も問われる年となりました。

早稲田大学が9月から密度4分の1の対面授業、ニューノーマルな教育方法に

早稲田大学は新型コロナウイルス感染症対応で、9月末からの秋学期を座学のオンライン授業と、密度を従来の4分の1に抑えた対面授業を組み合わせて開講すると決めた。講義科目は録画視聴のオンデマンド型を基本とし、空いた教室で少人数のゼミやディスカッションなど演習科目を行う。学生の登校を週数日に抑えつつ、グループ自習室の活用で横のつながりを保つ。大規模大学の象徴だった、数百人が大講義室で授業を受ける形を大きく変える。同大の新たな教育方法が注目されそうだ。
授業の受け方、具体的には?<続きを読む>

コロナ禍のオンライン授業で大学改革が進む。学長たちの声

新型コロナウイルス感染症対応で今春、ウェブを使ったオンライン授業が各大学で本格化した。対面(面接)授業は高校以下では再開が進むが、文部科学省の大学調査(6月1日時点)では様子が違う。この時点で「遠隔授業のみ」だった大学などのうち「6月中に一部でも対面再開」としたのは約半分。「7月中」が1割、「それ以後」も1割強だ。
オンライン授業の良いところは?<続きを読む>

オンライン授業は大学教員の教育力の優劣をあぶり出す

筆者は非常勤講師として技術コミュニケーションの講義を担当しており、双方向のテレビ会議や、別の時間帯に視聴してもらうオンデマンド型の体験がある。その経験から大きな課題があると以前から気になっていた。それは「オンライン授業が普通になると、一般教養科目など大学ごとの開講に意味がなくなるのではないか」「大規模公開オンライン講義(MOOC)や、放送大学など通信制大学の科目で十分だとならないか」ということだ。逆に個性的で魅力ある授業はその大学の売りになり、MOOCの公開でも人気が殺到する、と過去の取材でも聞いていた。
従来は学生のアンケートでしか授業の評価が可視化されなかったが…<続きを読む>

オンライン授業へ動く主要国立大、教育格差は生まれるか

東京大学は3月31日「4月以降に開講する授業は、当面の間、インターネットを活用した授業(オンライン授業など)のみで開講する」と決めた。全面的なオンライン授業への移行は、全国の大学の中でも情報化が進んでいる東大でも、初めての経験だ。
名大、九大、北大など全国の主要国立大学はどのように対応したか?<続きを読む>

【独占】「英語、専門、作法が重要!」大学経営で勝負に出た京都先端科学大・永守理事長

感染症の拡大など世界の大変革期には、危機をチャンスに変える人材が欠かせない。しかしその社会ニーズに、大学は応えられていない、と感じる産業人は多い。日本電産の永守重信会長は「日本の大学は50年前の教育をしている」と確信し、2018年に京都先端科学大学の理事長に就任した。他大学とは段違いのスピードと情熱で改革を進める。学校教育から人づくりの勝負に出る、そのほとばしる熱い思いを聞いた。
学生に憤慨後、教員にあきれた<続きを読む>