栄進フーズ(千葉県旭市)は、主力製品のギョーザの生産拠点を千葉県に集約した。ギョーザの皮を製造する新工場を、江ヶ崎工場(千葉県旭市)敷地内に建設し、稼働した。品質向上とコスト削減が狙いで、投資額は1億円。設備刷新による生産能力強化と千葉県への集約によるコスト削減で2021年6月期は売上高30億円(20年6月期は28億円)を目指す。

栄進フーズはギョーザや小籠包などの総菜(そうざい)の製造を手がける。売上高の6―7割を占めるギョーザは、皮部分を千葉県と宮城県の二つの工場で生産してきた。あんを製造する千葉県への工場集約で、輸送コスト削減と生産効率向上につなげる。

新工場は平屋で延べ床面積は約120平方メートル。工場新設に合わせて、1日に従来比1・2倍の約16万枚の皮を生産できる設備を導入した。また、これまでは完成品の皮と水を約10度Cの同じ保冷庫で管理していたが、0―5度Cの水専用の保冷庫を新たに導入した。水温は低い方が小麦粉に浸透しやすいため、食感の向上につながるという。

宮城工場はギョーザ以外の総菜に特化し、これまでギョーザの皮を製造していたスペースは新製品の研究開発などに活用する。