サコスは紫外線(UV)照射によりウイルスや細菌を不活化・除菌するロボットのレンタル販売を開始した。新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、病院をはじめとする医療関連施設や駅、空港、学校、オフィスビル、商業施設などの利用を見込む。レンタル料(消費税抜き)は月額90万円。半年や1年契約が多い他社と違って1カ月単位で利用可能にし、手軽にテスト導入できるようにした。首都圏など東日本地区を中心に拡販する。

UV照射ロボットはデンマークのUVDロボッツ製。3カ月や6カ月などの契約期間で、定額より割り引くプランも検討する。

ロボットの外形サイズは全長93センチ×幅66センチ×高さ171センチメートル。1回のバッテリー充電で2時間半程度稼働する。紫外線照射によりウイルスのデオキシリボ核酸(DNA)やリボ核酸(RNA)を破壊する。病院などでコースを最初に設定すれば、あとは決められた経路を自動走行する。

新型コロナ感染が再拡大する中、院内感染対策は病院や商業施設にとって喫緊の課題。業務効率の低下を招くだけでなく、イメージダウンで患者数が激減する恐れがある。ウイルスや細菌を不活化・除菌するロボットへの関心や需要は高いが、初期費用が高額なことが導入のネックになっていた。

サコスはこうした実情を踏まえ、料金プランを1カ月単位で設定する。主力とする建設機械のレンタル事業で蓄積した知見を生かし、ベッド数の増加に伴う病院のレイアウト変更といった事態にも柔軟に対応する。