日本ガイシはデジタル変革(DX)の取り組みを加速する。DXを推進する専門部署を2021年度から立ち上げる計画。生産現場や間接部門など部署が個別にデジタル化に取り組んでいたが、専任組織が具体的なロードマップをとりまとめるなどの役割を担い効率的に推進する。併せて21年度からの新入社員に対して全社的なIT教育を始める方針。人材育成を強化しDXの取り組みの底上げを図る。

新設する専門部署がDXに関する課題を集約するなど中心的な役割を担い中長期的な視点からDXを進められるようにする。具体的な体制については今後詰める。

日本ガイシは自動車の排ガス浄化用触媒担体「ハニセラム」などを手がけるセラミックス事業や、半導体製造装置用セラミックスなどのプロセステクノロジー事業など幅広く展開している。生産面では、事業や製品に適した形でDXに取り組む方針。

人材育成では21年度から新入社員に新たに全社的なIT関連を教育するプログラムを実施する方針。ITに関わる人材を底上げすることで、RPA(ソフトウエアロボットによる業務自動化)による事務作業の効率化などの改善を円滑にできるようにしたい考えだ。