三菱電機の工場自動化(FA)分野における事業連携基盤「e―F@ctory(イーファクトリー)アライアンス」に加盟する企業が1000社を超えた。同社は加盟企業の増加を背景に、FA分野において容易な機器接続とデータ活用を促進し、スマート工場の実現や生産性向上、付加価値創出をさらに加速する。引き続き連携の輪を広げ、顧客や加盟企業との「協創」に弾みを付ける。

三菱電機は、生産現場とエッジコンピューティング領域、ITシステムの三つを組み合わせモノづくりの最適化を目指すイーファクトリーを2003年から展開。IoT(モノのインターネット)などを通じて集めたビッグデータを活用し工場をスマート化するため、アライアンスの構築を進めている。これまでに日本企業500社弱のほか、中国や台湾、韓国、欧州などの企業も参画する。

特に中国では工場新設の案件が多く、三菱電機ではイーファクトリーのパートナーを巻き込んでプロジェクトの立ち上げ時からコンサルティングも実施。年間30件を受注する。

連携パートナーの拡大により、顧客が導入できる機器の選択肢を広げるとともに、複数の異なるメーカーの製品間で親和性を高めてデータ活用をより容易にする。さまざまなデバイスの交信を可能にする三菱電機の産業用オープンネットワーク「CC―Link(リンク)」への対応機器もすでに2000製品を超えている。