ルネサスエレクトロニクスが、火災で生産停止中の那珂工場(茨城県ひたちなか市)300ミリメートルウエハーラインの一部で17日に生産再開する見通しが16日、明らかになった。3月19日の火災発生から1カ月以内の生産再開を目標としており、これまでの復旧作業はほぼ計画通りに進んでいるようだ。

17日から一部の製造装置を稼働させて半導体の生産を再開する見通し。ただ、火災発生後ということもあり、装置が無事に立ち上がるかどうかは予断を許さない。

装置の入るクリーンルームは9日にいち早く運転を再開していた。取引先や製造装置メーカーなどから1日あたり最大約1600人が現地入りし、復旧作業にあたっている。

ただ、生産再開しても、火災前の製品出荷水準に戻るまでには最短で6−7月になる見込み。装置調達の進ちょく次第では正常化までさらに時間を要する可能性がある。