米SEMIと日本半導体製造装置協会(SEAJ)が発表した4―6月期の半導体製造装置の世界販売額は、前四半期比5%増の248億7000万ドル(約2兆7000億円)で過去最高を更新した。前年同期比では48%増。先端半導体に加え、家電や自動車、産業機器などで使われる旧世代の半導体向けでも需要が拡大している。地域別では、中国が前四半期比38%増、前年同期比で79%増となり、2四半期ぶりに1位となった。韓国、台湾が続いた。

中国では特に地場の半導体メーカーの設備投資意欲が旺盛。米商務省は中国の半導体受託製造大手のSMIC(中芯国際集成電路製造)への輸出規制で、10ナノメートル(ナノは10億分の1)以下の半導体生産に必要な製造装置について許可を出さない方針を出している。28ナノメートルのような旧世代の半導体の設備投資が増加しているとみられる。


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