経団連の夏季フォーラムが閉幕した。持続可能な資本主義の実現に向け提言をまとめた。デジタルトランスフォーメーション(DX)とグリーントランスフォーメーション(GX)を柱に据えた。

十倉雅和会長は、自民党総裁に岸田文雄氏が選出された直後の開催になったことを踏まえ「新しいリーダーが誕生し、日本に確固たる成長戦略を提示する必要があり、絶好の機会だ。今後の日本が進むべき大きな指針を示すことができた」としている。

提言では、規制改革を推進する「デジタル臨調」の設置を視野に、DXと規制改革の好循環を回し、自律的で活力ある経済活動基盤を構築すべきだとした。十倉会長は「デジタル庁は民間の知恵を入れようとしており、期待している。経団連として具体的にサポートしていく」としている。

また、2050年までのカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)を踏まえ、GX実現に向けたロードマップを明示すべきだとした。複数年度にわたる予算措置など政策リソースの総動員を求めている。