豊田通商は2030年までの10年間で総額3兆―3兆5000億円を新規事業に投資する。うち約半分の1兆6000億円を脱炭素関連に充てる。8日に開いた説明会で貸谷伊知郎社長は「(財務体質を改善し)少しずつ体力を付けていくことで投資余力が出てくる」と述べ、脱炭素に大型投資をし、再生可能エネルギーや蓄電池、水素・代替燃料などの事業を拡大する方針を示した。

再生エネでは子会社のユーラスエナジーホールディングス(東京都港区)を通じ、国内外で陸上・洋上風力発電を推進する。蓄電池についてはリチウムなど資源供給能力を拡大する。

総合商社各社は脱炭素への投資を活発化している。三菱商事は10月、30年度までに2兆円規模を投資すると発表した。