コマツは、デンヨーが取り組む水素混焼発電機の開発に関して、エンジン提供と技術協力をしていく。デンヨーが開発を目指す250キロワット水素混焼発電機向けに、発電機用エンジン「SAA6D170E―5」の提供と同時に、水素混焼時のエンジン制御の最適化などで技術協力を行う。2023年に量産を開始する方針だ。

水素混焼発電は軽油や都市ガスなどの燃料に水素を混焼させることで二酸化炭素(CO2)発生を抑える技術。水素と軽油の混合比率と燃焼温度の管理が難しく、これを誤ると窒素酸化物(NOx)などの有害物を大量発生する可能性もあるという。建設機械関連で培った技術の蓄積を生かし、デンヨーの発電機開発に協力する。

コマツは2030年までにCO2を10年比で5割削減する目標を掲げ、ハイブリッド油圧ショベルやバッテリー駆動式ミニショベルなど、環境負荷低減技術の開発を進めている。今回の水素混焼発電機の開発協力もその一つ。