日系自動車メーカー4社の10月の米国新車販売台数は、前年同月比27・9%減の30万台と、3カ月連続でマイナスとなった。減少率は9月の同23・0%減、8月の同7・9%減と比べ広がった。半導体など部品不足に伴う減産で新車を供給できず、販売が低迷した。11月以降、生産回復の兆しも見られ、販売の改善が期待される。

メーカー別ではトヨタ自動車とホンダが対前年同月比20%を超える減少となり、3カ月連続のマイナスだった。SUBARU(スバル)は同40%減と減少率が大きく、5カ月連続の前年割れとなった。マツダは販売が好調な米国市場に新車を優先供給し、減少率を同14・1%減に抑えた。

調査会社のマークラインズによると米国市場全体の10月の新車販売は、同22・5%減の約106万台と、3カ月連続で減少した。減少率は9月の同26・1%減と比べ縮まった。車種別ではピックアップトラックなどの小型トラックが同18・7%減の約85万台、乗用車が同35・1%減の21万台だった。

11月はトヨタが世界で過去最高水準の生産を計画するなど、生産挽回に向けた動きも出始めている。