トヨタ自動車は、西欧での電気自動車(EV)や燃料電池車(FC)といった排ガスを出さない「ゼロエミッション車(ZEV)」の販売比率目標を引き上げ、2030年に少なくとも50%にすると示した。需要が高まればさらに供給を増やす方針で、35年までに西欧で全ての新車販売をZEVにする準備をしていると表明した。

これまでに30年のグローバルでのZEV販売台数を200万台とし、西欧ではZEV販売比率を40%にする計画を公表していた。欧州事業を統括するトヨタモーターヨーロッパのマット・ハリソン社長は、充電、水素充填インフラが十分に整備され再生可能エネルギー量が増えることが前提だとした上で「35年までに西欧で全ての新車の二酸化炭素(CO2)排出量を100%削減する準備が整う」とコメントした。

また22年1月にベルギー・ブリュッセルの研究開発施設で組み立てラインを新設し、燃料電池(FC)モジュールの生産を始める計画も示した。