GSユアサは2022年内に、インド工場で2輪車用鉛蓄電池の生産ラインを1本増設する。同国で拡大する2輪車需要に対応する狙い。21年に増築して稼働を始めた工場・設備と合わせ、投資額は合計約20億円となる。同社は24年12月までに同工場での2輪車用鉛蓄電池の年産能力を、増築前の2倍となる840万個に引き上げる計画で、今回の投資もその一環。

インド工場は同国内向けのほか、周辺国に蓄電池を供給している。現在の主力は排気量100―150ccの小型バイク向けだが、中型バイク向けの需要も増えている。ライン増設により、製品品目の拡充も可能になるという。

同工場では自動車用鉛蓄電池も生産している。アイドリングストップ機能などが付いた環境対応車種の需要が高まっていることを受け、同車種に搭載される高性能鉛蓄電池を中心に、生産を強化する見通し。