日本生命保険がまとめた「2021年の振り返りと新年への期待」に関する調査によると、21年の印象に残った出来事は「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言発令」が66・2%で最も高かった。次点も49・4%を集め「新型コロナウイルス感染症のワクチン接種開始」となり、新型コロナ関連の関心が際立った。

新型コロナを克服する時期の見通しは2年以内が56・1%に上ったが、20年との比較で12・4ポイント減少する結果となり〝長期戦〟を覚悟する心理が表れた。「克服することはない」とする回答も20年より5・8ポイント上昇し、15・2%を占めた。ニッセイ基礎研究所の矢嶋康次チーフエコノミストは「最大の武器であるワクチンだけでは完全に感染が防げないことが分かり、終息時期の見通しが悲観的になっている」と分析する。

調査は12月1―11日にインターネットで実施。8635人から回答を得た。