日本電機工業会(JEMA)が発表した2021年度の白物家電の国内出荷額は、前年度比3・9%減の2兆5124億円で、2年ぶりのマイナスとなった。巣ごもり需要や特別定額給付金の追い風があった20年度を下回ったが、過去10年間では、前年度に記録した最高出荷額の2兆6151億円に次ぐ、高水準を維持した。

健康や清潔に対する消費者の意識の高まりを背景に、洗濯機や空気清浄機は前年度に次ぐ過去2番目の出荷金額となった。

台数ベースでは洗濯機が21年度は456万3000台で前年度比6・4%減になったものの、ドラム式の洗濯乾燥機は好調に推移している。空気清浄機は21年度の出荷数量が254万1000台で同29・1%減となったが高水準を維持した。

コロナ禍で家庭での食事機会が増える中、電子レンジは21年度369万1000台が出荷され同1・5%増。2年連続のプラスとなった。さらに、冷蔵庫は同5・0%減の372万5000台で減少したものの、501リットル以上の大容量タイプは前年度を上回った。

3月の実績は、前年同月比1・7%増の2430億円と10カ月ぶりにプラスとなった。製品別では国内出荷金額で、エアコンは同4・2%増の773億円。洗濯機は同4・0%増の405億円と2カ月ぶりのプラスとなり、3月単月として過去最高の出荷金額となった。一方、冷蔵庫は411億円と同1・6%減となり、5カ月ぶりのマイナスとなった。