川崎重工業は20日、東京都大田区内に同日開所したロボットのオープンイノベーションを目指す実証実験施設「Future Lab HANEDA」を公開した。開発中を含む同社の最先端ロボットを複数台設置。大学や研究機関、スタートアップなどは同施設を活用し、開発したプログラムを自由に試すことができる。外部との共創による新たなロボット開発や社会実装を推進する。

同施設は羽田空港に隣接する大規模複合施設「羽田イノベーションシティ」内に開設した。ロボットの研究開発に利用できるエリア以外にも、一般に開放するレストランを設置。ここでは産業用ロボットや配膳を担うサービスロボットが活躍(写真)。実証を通じて課題や求められる役割など各種データを採取。人とロボットが共生できる社会への足がかりとする。

川崎重工業の橋本康彦社長は「ロボット技術は高齢化や労働環境などにさまざまなソリューションを提供できる。その技術をシェアしてともに発展したい」と意義を述べた。