JR西日本は2022年度に新幹線の自動運転技術開発で現車を用いた実証実験を始める。走行計画に沿って加減速や一時停止などを行い、定められた位置に停車させる自動運転の機能を使い、北陸新幹線の白山総合車両所(石川県白山市)の敷地内で車両「W7系」の1編成12両を走行させる。機能評価と課題の洗い出しを行い将来の導入につなげる。

実験は運転士が乗務した状態で決められた運転条件に基づく自動運転を行い、加減速などの速度制御や定位置停止などの機能を確認する。現在は要素技術開発で加減速で定位置に停車させる制御装置や、異常発生時に自動検知して安全に停止させるシステムを検討している。

将来の自動運転導入で新技術と人が協調して安全性と輸送品質向上につなげる。人口減少時代を見据えて持続可能な鉄道システムを構築する狙いもある。