トラック業界関係者がまとめた5月の普通トラック(積載量4トン以上の大型・中型トラック)の販売台数は、前年同月比36・2%減の3681台と、7カ月連続で前年同月の実績を下回った。各社、中国・上海のロックダウン(都市封鎖)などによる部品供給不足で、工場の稼働率が低下したことが響いた。エンジンの型式指定を取り消す処分を受けた日野自動車は、主力の大型で同63・1%減と大幅に減った。

UDトラックスを除く3社が前年同月の販売実績を大きく割り込んだ。UDは同19・3%増だった。部品不足の影響が他社よりも小さかったことが影響した。「需要はあるものの、部品不足から供給が追いついていない状況が続いている」(業界関係者)という。

車種別の販売実績は、中型トラックが同45・1%減の1155台。三菱ふそうトラック・バスが同60・7%減、日野自が同46・5%減となった。

大型トラックは同31・2%減の2526台だった。UDが唯一、前年同月の実績を上回り、同20・7%増の648台と伸長した。

日野自は6月以降の販売台数について「(品質不正問題が影響して)見通しが立たない状況」という。