大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は30日、地下鉄中央線で7月に運行開始予定の新型車両「30000A系」の報道陣向け内覧会を緑木車両工場(大阪市住之江区)で開いた。大阪市中心部と2025年の大阪・関西万博会場方面を結ぶ中央線で、万博時の増発ダイヤに備えて輸送力を確保する。22年度中に6両×10編成を投入する。

30000A系は11年に御堂筋線に投入した30000系を改良した。一部の乗降口横のスペースを広げて大きな荷物やベビーカーを伴う乗客が利用しやすくした。

外観が従来車両の直線色帯と異なり、大阪のにぎわいなどをドットで表した。「ワクワク感を持って万博会場へ行ってほしい」(山口徹車両設計課係長)と強調した。

万博閉幕後は谷町線に転用する。中央線には23年4月に予測制御機能付き空調装置などを備える「400系」も投入を予定している。