コマツは英資源大手アングロ・アメリカンがチリに保有するロスブロンセス銅鉱山向けに、無人ダンプトラック運行システム(AHS)の納入を始めた。AHSは豪英BHPや英豪リオ・ティントなど多くの鉱山大手に納入済みだが、アングロ・アメリカン向けは初という。今回のシステムでは2024年までに、超大型ダンプトラック「930E=写真」を計62台稼働させる計画だ。

AHSは現在、世界4カ国の19鉱山で稼働している。運行するダンプトラック台数は525台超に達し、安全性と高い生産性で評価を得ている。

コマツは08年に業界に先駆けて商品納入を始めた。ダンプトラックを無人で動かすため労働人件費を節約でき、安全性向上につながる。資源高の中、鉱物資源はますます採掘が困難になっており、無人化などによる生産性向上は鉱山大手の喫緊の課題となっている。